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診療内容

ニキビ外来

ニキビの発生メカニズムの解明がすすむにつれ、その治療法も進歩しております。
日本形成外科学会、日本美容外科学会などで発表された東京警察病院形成外科、オリジナル治療薬、海外治療薬、光治療器などを併用しています。
3スキンサイクルつまり18週間をニキビ治療の1サイクルとし、この期間での改善率は94%でした。
当クリニックでの治療法、使用する薬剤:以下のうちの一部を症状にあわせて処方いたします。

  • A2L
  • レチノイン酸
  • ダラシンローション
  • ビタミン剤内服

ニキビについて

ニキビで悩むのは止めましょう。 25歳をこえてニキビのようなものが出来ると一般的には“吹き出物”と言っていますが、これもニキビで医学的な診断名は尋常性座瘡で単に毛穴の炎症のことを意味しています。ニキビは放置すれば時に悪化し時に皮膚を陥凹させ、またケロイドを発生し皮膚の表面はデコボコになります。ニキビの治療はまだ小さなうちに根本的に治療してしまうことが大切です。手遅れになってニキビ痕になってから治すのは手間のかかるお話になります。もちろんこのような状態になっても、ほど良い状態を治療していく方法は開発されています。

皮膚付属器

皮膚付属器におけるトラブルは次のように分類することができます。

  1. 皮脂腺の機能亢進、減弱:脂性肌やにきびの原因、また皮脂欠乏の原因となります。
  2. 毛包漏斗部角質層の異常角化、不全角化:にきびや毛穴が目立つ原因となります。

ニキビが出来るしくみ――活性酸素との関わり

無数の毛穴の中には毛根だけでなく皮脂を分泌する皮脂腺が開口しています。そして、通常この皮脂腺から排出された脂分は皮膚の表面を覆い、皮膚を保護する役目をしています。この毛穴の周囲の角質が何らかの理由によって増生し毛穴を閉じるようなことがおきると、皮脂腺から分泌された皮脂は毛穴の中にとどまり面皰を形成し、皮膚の表面に必要な皮脂が流出しないような状況が生まれます。
この主な原因としては男性ホルモンが関与しているとされ思春期のようなホルモンバランスの不安定な時期や、生理前などでホルモンが作動する時期にこの様な状況が起きやすいと考えられています。
単に毛穴の中に脂分が溜まっただけであれば、問題はないのですが、溜まった皮脂は時間の経過とともに酸化され、この酸化された皮脂分が炎症を引き起こし、つぶつぶとした赤い点として見えてきたのが最も初期のニキビです。

このような炎症を引き起こすひとつの原因としてニキビ菌があげられています。ニキビ菌の代謝産物であるコプロポルフィリンが、皮膚に紫外線が当たることにより大量の活性酸素を発生させ、皮脂の酸化と毛孔の角化を促進します。酸化した皮膚は刺激が強いため、白血球が集まってきます。そしてこの白血球からさらに大量の活性酸素が放出されるという悪循環から生じるのです。この大量の活性酸素が周囲の組織を攻撃するようになりニキビは悪化するのです。

このような段階を踏んでニキビは当初面皰と言われる毛穴に皮脂が詰まった状態からある程度炎症の見える丘疹に変化し、さらにひどくなりますと膿疱を形成するようになります。さらにこれが進みますと膿腫と言われる状態になり、皮膚の深い所に硬いしこりとなって触れるようになってきます。この時期になりますと毛穴の周囲にある雑菌も加わり症状は一層悪化していきます。そして、この膿腫が自壊したり積極的に圧迫して潰したりしますと、ニキビ痕(ニキビ跡)になる可能性があります。そして場合によりますと、この様な部位からケロイドが発生することも稀ではありません。

ニキビの治療法

ニキビ治療の共同研究(池野式)

池野先生はここ20年ほどに渡り、強い抗酸化力を持つプロビタミンC製剤を用いてニキビを治すことに専心されてきた先生です。今日ではニキビの治し方も色々紹介されていますが、池野先生がこの問題に取り組まれた当時は、皮膚科で処方し得る薬剤に限りがあり、なかなか治療が思うに任せなかった事情もあったと考えられています。このような中、池野先生は抗酸化力の大変強いプロビタミンCに注目され、抗酸化療法というひとつのニキビの治療方法を確立されようとしています。この方法は先生が成増で開業された頃に書かれた「池野式ニキビの治し方」に良く述べられています。池野式には単にニキビを治すだけではなく、ニキビ肌を改善し、ニキビが出来にくい肌にしていく先生独自の治療方針は多くのニキビに悩まれる方々の助けになっているものと思います。ただ残念ながら、池野先生は大変熱心に患者様をご覧になることもあって、初診患者様の受け入れ人数に限りもございます。そこで一部共同研究させて頂きました私が、池野先生のニキビの治し方にスキン&ボディクリニックとして協力しています。さらに、こじれたニキビにお困りの方やニキビ痕の相談や治療も行っています。

Ikeno, H., Ohmori, K.: Clinical Study of Safety and Efficacy of 5% Sodium L-Ascorby1-1-Phosphate Lotion to Treat Acne Scars After Glycolic Acid Peels, Cosmetic Dermatology 16(10): 29-33, 2003.

<フォローアップ:紫外線対策はニキビ対策のキーワード>

一度でもニキビが出来たことのある方は、また再発してくる可能性が大変高いことを考慮に入れて、プロビタミンCのような抗酸化剤を使用し続けることを薦めています。
また、最近では外的環境として冷房あるいは暖房の発達により、皮膚表面は異常に乾燥しやすい状態になっており、また、紫外線の量も増えている訳ですから、これらの外的要因やストレスが加わって、今まで何の問題なかった皮膚に突然にニキビや吹き出物が出来てくることも不思議ではないと思います。このような時にも慌てずにニキビにおける基本的な治療、すなわち異常角質の除去ならびに強力な抗酸化剤の使用をお薦めします。また、むしろしっかりとお化粧していただいて紫外線から皮膚を守っていただきたいと思っています。そして、全ての人にとって今後より増大する紫外線から皮膚を守らなければならないのは何もニキビ予防のためだけではありません。紫外線はいろいろな皮膚の障害を引き起こす原因になりやすいので、皮膚を日光をさらす行為については気を付けるべき事項でしょう。

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